iPhoneの目覚まし(アラーム)が鳴らない―サイレントモード・おやすみモードでも鳴る?

結論から言うと、iPhone 標準の「時計」アプリのアラームは、サイレントモードでもおやすみモードでも鳴ります。 それでも鳴らないときは、音量や設定のどこかに原因があります。このページでは、確かめる順番を上から並べました。 あわせて、iOS 26 より前の目覚ましアプリが鳴らなかった理由と、iOS 26 の AlarmKit で変わったことをまとめます。

標準の「時計」アプリのアラームは、サイレントモードでも鳴る

Apple のサポート記事によると、おやすみモード、着信/サイレントスイッチ、サイレントモードは、「時計」アプリのアラームの音に影響しません。 スイッチを消音側にしていても、アラームは鳴ります。

サイレントモードで鳴らなくなるのは、着信音や通知音、その他の効果音です。「時計」のアラームは、その例外として扱われています。

おやすみモード(集中モード)でアラームは鳴るのか

「時計」アプリのアラームは、おやすみモードや睡眠などの集中モードをオンにしていても鳴ります。 Apple のサポート記事でも、おやすみモードはアラームの音に影響しないとされています。

目覚ましアプリの場合は、アプリがアラームをどう鳴らしているかで変わります。iOS 26 の AlarmKit に対応したアプリなら、集中モードを突破して鳴ります。 通知の仕組みで鳴らしているアプリは、集中モードで通知が止められ、鳴らないことがあります(くわしくは下の「iOS 26 より前」の節)。

iPhoneのアラームが鳴らないときに確かめる順番

上から順に確かめていくと、たいていの原因はどこかで見つかります。

1. 「着信音と通知音」の音量が小さくなっていないか

「時計」アプリのアラームの音量は、「設定」→「サウンドと触覚」→「着信音と通知音」のスライダで決まります。 音楽や動画の音量とは別の設定なので、動画の音を大きくしてもアラームは大きくなりません。

「ボタンで変更」がオンになっていると、本体の音量ボタンでもこの音量が変わります。寝る前に音量ボタンで音を下げていないかも確かめてください。

2. アラームの「サウンド」が「なし」になっていないか

アラームごとに選べる「サウンド」を「なし」にすると、音は鳴らずバイブだけになります。 「バイブだけで音が出ない」ときは、「時計」→「アラーム」→ 該当のアラームを編集 →「サウンド」を確認してください。

3. アラームそのものがオンになっているか

アラームのスイッチがオンか、時刻と「繰り返し」の曜日が合っているかを確認します。 「繰り返し」を設定していないアラームは、一度鳴るとオフに戻ります。

4. イヤホン・ヘッドホンをつないでいないか

Apple のサポート記事によると、イヤホンやヘッドホンをつないでいる場合、アラームは本体のスピーカーとイヤホンの両方から、決まった音量で鳴ります。 本体からも鳴るので、つないだままでも鳴らなくなるわけではありませんが、「聞こえにくい」と感じたら外して試してください。

5. 目覚ましアプリなら、集中モードとアラームの許可

「時計」ではなく目覚ましアプリで鳴らしている場合は、そのアプリが iOS 26 の AlarmKit に対応しているか、アラームの使用を許可しているかを確認します。 通知で鳴らすアプリなら、使っている集中モードでそのアプリの通知が許可されているかも確認してください(「設定」→「集中モード」)。

6. それでも鳴らないときは、再起動と iOS の更新

ここまで確かめても鳴らないときは、iPhone を再起動し、iOS を最新にしてから、近い時刻にアラームを設定して鳴るか試してみてください。

iOS 26 より前:目覚ましアプリが抱えていた制約

iOS 26 より前、App Store の目覚ましアプリには、「時計」アプリと同じ種類のアラームを鳴らす手段が用意されていませんでした。 決まった時刻に音を鳴らすには主に通知の仕組みに頼ることになり、次のような制約がありました。

  • サイレントモードでは、通知の音は鳴らない
  • 集中モードで、通知そのものが止められることがある
  • 「時計」のアラームのような、見逃しようのない全画面の呼び出しを出せない
  • 設定できるアラームの数に制限があった

「サイレントにしていたら、目覚ましアプリが鳴らなかった」という経験は、アプリの出来というより、この仕組みの制約によるものでした。

iOS 26 の AlarmKit で、目覚ましアプリも「本物のアラーム」に

iOS 26 で、Apple は AlarmKit というフレームワークを公開しました。これまで「時計」アプリだけのものだったアラームの仕組みを、 App Store のアプリも使えるようにしたものです。

開発者向けの WWDC25 のセッション「Wake up to the AlarmKit API」では、AlarmKit のアラームは鳴ったとき、 サイレントモードと現在の集中モードを突破すると説明されています。アラームはロック画面やダイナミックアイランドにも表示され、 音はシステムの既定音か、アプリが用意した音を使えます。

アラームを使うには、利用者の許可が必要です。アプリが初めてアラームを作るときなどに許可を求められ、あとから「設定」アプリで変更できます。 許可していないアプリは、アラームを設定できません。また、AlarmKit を使ったアラームには iOS 26 以降が必要です。

ペナラームは AlarmKit で鳴らしている

ペナラームは、iOS 26 の AlarmKit を使った目覚ましアプリです。サイレントモードでも集中モードでも、「時計」アプリと同じようにアラームとして鳴ります。

止め方は、鳴っているアラームを止める1タップだけ。それがそのまま「起きた」の記録になります。 スヌーズのボタンはありません。「あと5分」を押せない目覚ましです。

設定を直しても起きられない人へ

アラームがちゃんと鳴るようになっても、止めてそのまま二度寝してしまうなら、原因は設定ではなく「止めたあと」にあります。 ペナラームは、起きられなかった朝に自分で決めた金額を失う約束を結べる目覚ましです。 アプリだけなら、スヌーズなしの目覚ましとして無料で使えます。お金の約束は、アプリの外、このサイトで上限を決めてカードを登録したときにだけ成立します。

寝坊したらお金を失う目覚ましアプリ「ペナラーム」のしくみを見る。 寝坊にお金をかける考え方は寝坊税とはで詳しく説明しています。

よくある質問

サイレントモードでも、iPhoneのアラームは鳴りますか?

標準の「時計」アプリのアラームは鳴ります。iOS 26 の AlarmKit に対応した目覚ましアプリも、サイレントモードを突破して鳴ります。iOS 26 より前の方式(通知)で鳴らす目覚ましアプリは、サイレントモードでは音が鳴りません。

おやすみモード(集中モード)でも、アラームは鳴りますか?

「時計」アプリのアラームは鳴ります。AlarmKit に対応した目覚ましアプリも、現在の集中モードを突破して鳴ります。通知で鳴らす目覚ましアプリは、集中モードで通知そのものが止められることがあります。

アラームがバイブだけで、音が鳴りません。

そのアラームの「サウンド」が「なし」になっていないか確認してください。「なし」にすると、音は鳴らずバイブだけになります。

アラームの音量はどこで変えますか?

「設定」→「サウンドと触覚」→「着信音と通知音」のスライダで変えます。音楽や動画の音量とは別の設定です。

イヤホンをつないだままでも、アラームは鳴りますか?

鳴ります。Apple のサポート記事によると、イヤホンやヘッドホンをつないでいる場合、アラームは本体のスピーカーとイヤホンの両方から鳴ります。

まとめ

  • 「時計」アプリのアラームは、サイレントモードやおやすみモードでも鳴る。音量は「着信音と通知音」で決まる
  • 鳴らないときは、音量 → サウンドが「なし」でないか → アラームのオン・曜日 → イヤホン → アプリの許可と集中モード → 再起動、の順に確かめる
  • iOS 26 より前の目覚ましアプリは通知の仕組みに頼っていて、サイレントモードや集中モードの影響を受けた
  • iOS 26 の AlarmKit に対応したアプリなら、「時計」と同じようにサイレントモードや集中モードを突破して鳴る

参考

今夜のアラームから、はじめる。

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